注)@この指針は沖縄県農林水産部編集の「沖縄県栽培要綱」を参考にして家庭菜園を対象として、 当社の小袋肥料・小瓶肥料を用いてアレンジした表である。 |
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分 類 | 作 目 | ||
T.葉茎類 | (1)キャベツ・(2)カリフラワー・(3)ブロッコリー・(4)ハクサイ・(5)カラシナ・(6)チンゲンサイ、パクチョイ・(7)シュンギク・(8)エンサイ ・(9)ホウレンソウ | ||
U.生菜・香辛菜 | (10)玉レタス・(11)サラダナ、サニーレタス・(12)リーフレタス・(13)セルリー・(14)パセリ・(15)シソ・(16)バジル | ||
V.塊根類 | (17) 食用カンショ・(18)バレイショ・(19)ダイコン・(20)ニンジン・(21)島ニンジン(チデークニ)・(22)ゴボウ・(23)ショウガ | ||
W.果菜類 | (24)ゴーヤー・(25)ヘチマ・(26)キュウリ・(27)モーウィー・(28)ピーマン・(29)ナス・(30)トマト・(31)ミニトマト・(32)スイカ・(33)カボチャ・・(34)オクラ・(35)パパイヤ(野菜用)・(36)スイートコーン・(37)トウガン | ||
X.ネギ類 | (38)タマネギ・(39)ワケギ・(40)島ラッキョー・(41)ニンニク(42)ニラ | ||
Y.マメ類 | (43)サヤインゲン(わい性、つる性)・(44)シカクマメ(うりずん) (45)エンドウマメ |
T、葉茎類
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(1).キャベツ | 適応性は広い。有機質のある排水性と保水性のある土壌 。根は繊細であるが吸肥力は強い。耐暑性と耐湿性が弱く、特に結球初期は湿害が多い(軟腐病) | 堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
配合肥料 (14-5-8) 80g |
1回目 定植後7日〜10日 50g | ||
9月〜3月 | |||
2回目 20日〜25日 50g | |||
3回目生育状況を見ながら。肥料を生育後半まで投入すると結球開始が遅れるので注意する。 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(2)カリフラワー | 適応性はキャベツによく似ており、冷涼で湿った気候を好むが、高温及び低温にはやや弱い。 有機質の適湿地、夏播き栽培は粘土質(ジャーガル)で多収。保水性が大切 | 堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
配合肥料 (14-5-8) 80g |
1回目 定植後7日〜10日 40g | ||
9月〜3月 | |||
2回目 20日〜25日 50g | |||
3回目生育状況を見ながら 50g | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(3)ブロッコリー | 適応性は広い。有機質土壌が良いが湿害に弱い。排水性が重要 。生育適温は20℃前後 | 堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
夏播き 7〜8月 | 配合肥料 (14-5-8) 80g |
1回目 定植後 7日〜10日 40g |
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秋播き 9〜11月 | |||
2回目 20日〜25日 50g |
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3回目 側葉の発生、着らいを促進させる様、草勢を見て行う | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(4)ハクサイ | 適応性は広い。冷涼な気候に適し、乾燥に弱いので水管理を十分に。結球開始期は養水分と肥料切れに注意 | 堆肥 3,000g |
配合肥料 (14-5-8) |
配合肥料 (14-5-8) 36g |
1回目 36g | ||
秋播き 9〜11月 | |||
冬播き 11〜1月 | 2回目 50g | ||
1回目、2回目は間引き後に施肥 | |||
3回目 36g 結球開始前に終る。 |
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塩化カルシウム葉面散布(連作地) |
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(5)カラシナ (しまな) 山東菜、タイサイ |
適応性は広いが排水性の良い有機質の砂質〜粘質土に適する。耐水性が強い。 耐酸性は弱い。鮮度保持の為夕方収穫が良い | 堆肥 2,500 |
配合肥料 (14-5-8) |
配合肥料 (14-5-8) 100g |
1回目 本葉 2〜3枚 20g | ||
周年可能 | |||
2回目5〜7日後夕方追肥 20g | |||
作物名 | 土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(6)チンゲンサイ パクチョイ | 排水性を良くし深耕する。冷涼な気温を好む。肥沃な土壌で乾燥を避ける為、夏場は遮光が必要。敷草等活用 生育期間が短いので基肥中心に施す |
堆肥 2,500g |
追肥は液肥1号(15-6-6)で潅水と同時に行なう |
9〜5月 | 有機の王様 (7-10-6) 200g |
年数回以上連作する場合は2作目以降減肥する | |
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(7)シュンギク | 適応性は広いが乾燥に弱い。pH6.5〜7.0.有機質の保水性のある砂質土壌に適す。酸性土壌は生育が悪い。刈り戻し長期栽培が可能であるため、初期の株づくりが重要。鮮度保持の為夕方収穫が良い。 | 堆肥 3,000g |
液肥2号 (10−5−8) |
10〜12月 | チャンピオン (15-15-15) 60g |
1回目 本葉 2〜3枚頃 | |
2回目以降は収穫後に適宜行なう | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(8)エンサイ (ウンチェーバー) |
好湿性で暑さに強い。適応性は広く湿気の高い肥沃な条件であれば栽培は容易。pH5.5〜7.0.長期栽培が可能の為肥料も要す。 | 堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) 64g |
配合肥料 (14-5-8) 60g |
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3〜6月 | 追肥は播種後7日後 | ||
2回目以降は刈り取りの都度中耕倍土し、根上りを避ける。 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(9)ホウレン草 | 15〜20℃が生育適温、土壌は中性〜微アルカリ性を好み、pH5.0以下では栽培困難。 収穫日数が短いので基肥中心の施肥を行う。保水性と排水性の改善が重要。 基肥は醗酵済の有機質肥料を用いる。 |
堆肥 3,000g |
配合肥料 (14-5-8) 90g |
配合肥料 (14-5-8) 90g |
施肥は基肥で1/2施肥し、他は追肥で行なう | ||
春播き 3〜5月 | |||
秋播き 9月 | |||
U.生菜・香辛菜
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(10)玉レタス (玉チシャ) |
結球適温10〜16℃、土地は上層の深い有機質に富む砂土から粘質土に適し、pH5.0以下の酸性土壌は、矯正が必要。保水性と排水条件が良いと、9月〜10月播種で高い収量が期待できる。結球期の過湿軟腐病が多発するので注意を要する。 | 堆肥 3,000g |
液肥1号 (15-6-6) |
チャンピオン (15-15-15) 67g |
1回目 定植後4〜5日後 | ||
春播き 12〜1月 | |||
秋播き 8〜10月 | 収穫期が早いので2回目は20日目位で結球開始前までに終る | ||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(11)サラダナ | 生育気温は15℃〜20℃。冷涼な気候を好む。酸性には弱いので苦土石灰を施用する。比較的浅根性のため、乾燥に弱い。潅水を適宜行なう。敷きワラ等を活用する。 <サラダナ>葉が15〜16枚になったら収穫 <サニーレタス>葉が10枚葉の中心が巻き始めたら収穫 |
堆肥 2,500g |
液肥1号 (15-6-6) |
サニーレタス | チャンピオン (15-15-15) 100g |
1回目 発芽後1〜2週間後 | |
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(12)リーフレタス | 冷涼な気候に適す。土壌適性も玉レタスと同様である | 堆肥 2,500g |
液肥1号 (15-6-6) |
(葉レタス) | |||
配合肥料 (14-5-8) 107g |
1回目 定植7日目頃 | ||
8〜4月 | |||
2回目 20日頃までに | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(13)セロリ | 生育適温15〜20℃。乾燥に弱く、ジャーガルのような保水力の高い土壌に適する。pH5.5〜6.8と適応性は広い。栽培期間が長く、多肥性であるので定植後は肥料切れとならない様、水管理に気を配る事。 | 堆肥 4,000g |
配合肥料 (14-5-8) |
チャンピオン (15-15-15) 120g |
1回目 定植後7日 50g |
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9〜2月 | |||
2回目 20日前後 50g | |||
3回目 25〜30日前後 50g |
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作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(14)パセリ | 冷涼な気候に適し、高温・乾燥に弱い。生育期間が長いため有機質で肥沃な土壌で多収ができる。pH5.0〜7.0。湿害に弱く、直根性のため排水の良い耕土の深い畑に適す。 | 堆肥 2,500g |
液肥2号 (10-5-8) |
チャンピオン (15-15-15) 126g |
1回目 定植後5〜7日 直播の場合は、1本仕立時に施す。 | ||
9〜2月 | |||
2回目以降は収穫開始後の生育状況に応じて行なう | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(15)シソ | 種子は休眠性があり、4〜5ケ月経過して発芽する。高湿度(50%)で0から3℃の低温で貯蔵する。 生育適温22℃で高温を好む。土壌適応性は広く、多湿を好む。基肥を中心とし定植2〜3週間前までに施す。、追肥は控えめとする。 | 堆肥 2,500g |
液肥1号 (15-6-6) |
葉シソ(普通) 2〜5月 |
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チャンピオン (15-15-15) 133g |
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オオバ(青シソ)の収穫期に肥料切れを起こすと小葉、葉色が淡くなる等の品質低下を起こす。また、乾燥に弱い為10日に1回の割合で液肥の300倍液を潅水を兼ねて行なう | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(16)スウィートバジル | シソ科の中でも特に高温で好光性の植物。生育適温は25℃位。排水性が良く、保水力のある肥沃な土壌で良く生育する。潅水は夜間の地温低下と湿度の上昇を防ぐ為、午前中に行なうことが原則。土壌は特に選ばないが弱酸性〜中性が最適 | 完熟堆肥と有機質肥料を主体とする。 | 栽培期間が長い為、追肥をマメに行なう。追肥は収穫直後から始め、草勢を見ながら根痛みを防ぐ為少量を回数を多くすることが重要 |
堆肥 3,000g |
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播種期 | 有機の王様 (7-10-6) 257g |
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8月〜9月 | |||
配合肥料 (14-5-8) |
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1回目 28g | |||
2回目 28g | |||
3回目 43g | |||
4回目 43g | |||
5回目 43g | |||
V.塊根類
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(17)食用カンショ | 適応性が広く周年栽培が可能。多湿を嫌うので水はけを良くし、深耕しておく。イモの肥大温度は20〜30℃で7月〜8月における土壌水分の容水量の60%〜70%の時に塊根(イモ)の部分の肥大が最も大きくなるので、その時期は水やりを十分に行なうことがポイントとなる。又苗の良否が収量に大きく関係するので良い苗をそろえる。土壌は砂壌土の中性からやや酸性を好む。 | いも肥料 (9-9-18) 50g |
基肥、堆肥は畑の状態により加減する。入れすぎると過繁茂となり、イモが着かないので注意する。畦立植が収量が良く省力化にもなる。 |
3〜10月 | 全量基肥とする。 | ||
害虫: 6月から発生が多くなり9〜11月がピークとなる。茎やイモに侵入する。マメモドキゾウムシ、イモゾウムシは株の地際に産卵するので地際部の茎を防除する。 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(18).バレイショ | 栽培適温15〜20℃、土壌は耕土が深く、地下水位が低く、排水良好の有機質の砂壌土で弱酸性が良い。土壌の酸度矯正に石灰を使う時は堆肥や化学肥料との併用しないこと。栽培期間が短い為、窒素肥料は茎葉とイモの発育に最も必要。加里肥料はでんぷん作り関係する大型なイモを作る働きをする。 | 堆肥 2,500g | ジャガイモ肥料 (10-10-10) |
チャンピオン (15-15-15) 146g |
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秋作 9〜10月 | 草勢を見ながら適宜 | ||
冬作 11〜12月 | 基肥は8割を圃場準備時に全面施肥し2割を芽出し肥料として溝に条施用する。 施肥は全量基肥で施用する。 | ||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(19)ダイコン | 生育適温17〜20℃、耕土の深い膨軟な土質に適する。酸度には比較的強い。.整地不良で土塊や礫があったり、また、未醗酵の鶏糞や油粕類は、岐根の原因となるので早期に深耕して施用しておく。 | 堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
春播き 3月〜5月 |
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チャンピオン (15-15-15) 100g |
20g | ||
夏播き 6月〜7月 |
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全量基肥を基本とするが追肥を必要とする際は肥料を畦の肩部に施す。 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(20)ニンジン | 耕土の深い砂質壌土が良い。酸性は生育が遅れる。粘土分の多い排水不良の土壌は根腐れを起こす。根の肥大に適する温度は20℃で昼夜の温度格差が必要。根の着色温度16〜20℃。 | 堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
チャンピオン (15-15-15) 100g |
1回目 本葉 2〜3枚頃 20g | ||
春播き 2〜4月 | |||
夏播き 7〜11月 | 2回目播種後約40〜50日(本葉5〜6枚頃) 60g | ||
秋播き 9〜3月 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(21).島ニンジン | 生育適温は18〜21℃。土質は長根系は60cm以上の表土深が必要である。その為、小石等の無い肥沃で保水性のある砂壌土が最適である。 短根系は適応範囲が広い。土壌の乾燥や高湿度になると発芽不良や根の生育に悪影響を与えるので適温と同時に排水も大切である。播種後は防風ネットなどで被覆する。さらに間引きは収穫調整とともに重要な作業である。1回目は本葉2〜3枚、2回目は本葉4〜5枚時で行う。 |
堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
(チデークニー) | チャンピオン (15-15-15) 80g |
1回目 初期生育を促進する為第1回間引きの時に行う。 2g | |
播種期 7〜10月中旬 |
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2回目 根部の初期肥大期に在来種は播種後40日前後に施す 51g | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(22)ゴボウ | 主産地は砂質土壌地域。耕土が深く、排水がよく肥沃な土壌、重粘な土壌では肉質、香気とも良い物が出きる。未熟堆肥は岐根の原因となるので完熟した堆肥を2ケ月以上前に施す。 | 堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
チャンピオン (15-15-15) 130g |
1回目 中耕、除草を兼ねて2回目の間引き後に生育状況を見ながら行なう | ||
8〜3月 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(23)ショウガ | 生育適温25〜30℃。直射日光は避け、山谷部、北西斜面など涼しい場所を選定する。土壌は土層の深い排水良好な砂質壌土が適する。連作を嫌うので圃場は毎年移動する事で栽培の安定となる。 | 完熟堆肥を早めに多投する。緩効性肥料又は被覆肥料を用いる。 | 配合肥料 (14-5-8) |
播種期 | 1回目 本葉が2〜3枚頃 21g | ||
3月〜4月 | |||
2回目 本葉6〜7枚頃に土寄せと同時に行なう 21g | |||
堆肥 3,000g | |||
チャンピオン (15-15-15) 133g |
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W.果菜類
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(24)ゴーヤー (在来種) |
土壌適応性は広く、排水良好な砂壌土を適地とす。弱酸性から微アルカリが最適。強酸性は不適。 | 堆肥 3,000g |
配合肥料 (14-5-8) |
「中長系」 露地 | チャンピオン (15-15-15) 105g |
多肥はつるぼけとなるので、草勢に応じて行なう。 | |
「短太系」(アバシー) | |||
播種期 3〜4月 | |||
1回目 着果肥大期 15g | |||
2回目 収穫最盛期に成り疲れを防止する。又、生育に応じ液肥等生育遅れを回復させる。 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(25)ヘチマ | 土壌酸度の適応幅は広く、pH5.8〜6.8が最適。耕土が深く、 肥沃で排水性、保水性が良好な土壌。.長期栽培の為多肥。追肥を多くする。 | 堆肥 3,000g |
配合肥料 (14-5-8) |
3月〜4月 | チャンピオン (15-15-15) 80g |
1回目 定植後10〜15日後 35g | |
2回目 以降25日〜30日間隔で 50gづつ | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(26)キュウリ | 土壌は特に選ばないが、腐植に富み、膨軟な深い土壌では株が長持ちする。自根の場合は、酸性に弱くpH6.0〜7.0、接木カボチャ台ではpH5.5〜6.5が適する。野菜の中で最も多くの水分を必要とするが、湿害には弱い。有機質資材の施用により保水性を高める。.初期生育が早く肥料を良く吸収する為、基肥は重要。 | 堆肥 3,000g | 配合肥料 (14-5-8) |
チャンピオン (15-15-15) 100g |
1回目 定植後7〜10日後 29g | ||
露地(普通)3〜5月 | |||
2回目 25〜30日後 35g |
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促成 10〜11月 | |||
3回目 条間及び通路側に施用 35g | |||
液肥の場合は液肥2号で200〜300倍を潅水として施用する。濃度障害に弱いため、多肥は根を痛めるので追肥は草勢を見てこまめに行なう。 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(27)モーウイ | 栽培は普通のキュウリと同様である。沖縄在来のウリであり、とても丈夫で病気、害虫がほとんど無く作りやすい。酸性土壌を嫌うので苦土石灰を活用する。高温を好むので植付け後しばらくトンネルで保温すると尚よい。また、夏の暑い時期でも生育が旺盛なので乾燥させない様気をつける。実が黄色から赤褐色に変化し、表皮にひびが入ると収穫期。極端に収穫が遅れると苦味が出るので気をつける。 | 堆肥 3,000g |
配合肥料 (14-5-8) |
チャンピオン (15-15-15) 100g |
夏場の高温期の収穫となるので草勢が弱らないように月2回の追肥を施す。 | ||
播種期 | |||
5〜7月 | |||
1回目 定植後7〜10日以降 28g | |||
2回目以降 35gづつ | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(28)ピーマン | 多くの水分を要求する作物である。土壌は保水性と排水性に優れた、肥沃土壌に適する。pH5.5〜6.8程度。定植前に十分に潅水し表土が乾いた頃に定植する。根はりが良くなるまで潅水は控える。着果後は水分を多く必要とし収量効果も良くなる。 低温地では生育が悪く収量が低下する。 | 堆肥 3,000g |
液肥2号 (10-5-8) |
基肥は堆肥や有機質肥料により土づくりを行なう | 追肥は速効性肥料を施し 4回に分ける | ||
1〜4月 | |||
有機ペレット (6-8-5) 250g |
1回目 定植後10日〜15日液肥2号200〜300倍液 | ||
2回目以降 追肥後30〜35日間隔とするが草勢により調整する | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(29)ナス | 高温性の作物。適応性の幅は割合広く、土壌酸度は弱酸性(pH6.0)〜中性(pH7.0)が適当。通気性や保水性の良い土壌であれば砂質から粘質土壌でも栽培できる。乾燥に弱く、多肥を好む作物。乾燥すると果の色沢悪くなるので潅水は適宜に行なう。 | 堆肥 3,000g |
液肥2号 (10-5-8) |
チャンピオン (15-15-15) 86g |
1回目 植付け後10日目、1株当り液肥200倍x400cc(初期生育) | ||
普通 1〜4月 | |||
2回目 35日〜40日目収穫始めの頃 | |||
3回目以降 草勢を見ながら施す | |||
収穫期以降肥料の吸収が盛んになる。特にカリの吸収は窒素より多くなり、急激に増加する。 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(30)トマト | 低温に強く、30℃以上での生産は困難。土壌は排水と通気性がよく耕土の深い所が適する。適正pHは、6.2〜7.2で、pH5.5以下は石灰を施用する。定植前に十分に潅水して根の伸長を促進する。活着後は潅水を控えて根の発達を促す。トマトは吸肥力が強く、特に窒素肥料に敏感に反応する為、一度に多肥をせず、草勢をよく見て分けて施肥する。 | 堆肥 3,000g |
配合肥料 (14-5-8) |
チャンピオン (15-15-15) 60g |
1回目 第一花房の開花時 14g | ||
普通 2〜3月 | |||
2回目 第一花房の収穫始め。 28g | |||
促成 8〜9月 | |||
3回目 第二花房の収穫時 28g | |||
その後は草勢と果実の肥大状況を見て施す。第一着果後に潅水を増やすこと。 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(31)ミニトマト | 大玉トマトと比べ、草勢が強く、生育・成熟とも早い。潅水は定植前に充分行い、定植後は根ばりを浴するため控えめとする。着果後は潅水を多くし、草勢を維持する。 | 堆肥 3,000g |
施肥量は普通トマトに準ずるが初期生育が過繁茂になりやすい為分肥に気をつける。 |
普通 2〜5月 | チャンピオン (15-15-15) 40g |
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促成 9〜11月 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(32)スイカ | 砂土から粘質土まで適するが耕土が深く排水良好で、地下水位が低いことが望ましい。カボチャ等の接木が普通であり、pH5.0〜6.0.。スイカは施肥により収量品質に大きく影響する。定植後雌花が着生するまでは肥効を抑え、つるぼけ落花に注意する。着果後は多肥とするが、成熟期は抑える。潅水は着果安定後に行なう。収穫近くは水切りする。 | 堆肥 3,000g |
液肥2号 (10-5-8) |
接木苗 | チャンピオン (15-15-15) 80g |
1回目 つる 20〜30cm時 | |
露地(普通) | |||
2〜5月 | 緩効性肥料や有機質肥料を用いた全量基肥とする。樹勢により液肥による追肥を行なう。 | 2回目 1番果肥大の時 | |
3回目 1番果収穫直後とする | |||
断根さし接ぎ | |||
早熟 1〜2月 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(33)カボチャ | 適応性は広く、吸肥力も強い。高温、乾燥に耐え耐湿性等幅広い適応性がある。適正pJは5.5〜6.8で、低pHではマンガン過剰、吸収等で生育が悪くなる。吸肥力があるため初期の基肥が過多になると「つるぼけ」や落花の原因となる。着果後多肥とする。 | 堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
エビス(促成) | チャンピオン (15-15-15) 80g |
追肥はつる先30cm覆土施肥とする。 | |
トンネル栽培(早熟) | |||
1回目 定植後15日〜20日 42g | |||
10〜11月 | 2回目 着果後 42g | ||
秋播き 9〜10月 | 3回目 15〜20日目 28g |
||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(34).オクラ | @オクラは直根性のため耕土が深く排水の良いところが適地。 A高温、多日照を好み、多湿を嫌うので、地下水位が高い所は高畦とする。吸肥力が強く、窒素多肥となると過繁茂となり着蕾が悪く、落花の原因となるので、基肥を控えめとし追肥を主体とする。 |
堆肥 3,000g |
配合肥料 (14-5-8) |
2〜8月 | チャンピオン (15-15-15) 106g |
1回目 開花始め 28g | |
2回目以降 収穫最盛期 30日おき 28g | |||
切り戻し栽培は株切りと同時に施肥、追肥と採光に気をつける | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(35).パパイヤ (野菜用) |
生育適温23℃〜28℃、水分過剰に弱く、乾燥気味の管理が良いが常時適当な水分が必要とする。パパイヤの根は浅く極めて弱い。粘土質や排水不良地区は高畦にし排水をよくする。島尻マージやジャーガルなどpHの高い所でも栽培可能。ウィルス病に罹患した株は伝染するので早めに処分する。 | 有機の王様 (7-10-6) |
有機の王様 (7-10-6) |
220g/株 | パパイヤは多肥性なので肥料切れとならない様にする。 | ||
播種、育苗、定植 期 | |||
1年未満は木の葉先直下に輪状施肥し、中耕除草する。 | |||
春植え 11〜12月 |
1回目 植付後1ケ月目220g | ||
成木は株間に浅く溝を掘り、施肥覆土する。 | 2回目以降は、2ケ月 340g、5ケ月目 340g、8ケ月目 560g、10ケ月目 560gとする。 | ||
秋植え 7〜8月 |
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作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(36).スイートコーン | 生育適温22℃前後。土壌は腐植に富む土壌が良いが、適応性は広い。 給肥力が強く施肥効果も高い。特に初期生育の促進は穂重に大きく影響する。 |
堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
普通 12〜2月 | チャンピオン (15-15-15) 133g |
1回目 本葉5〜6枚の頃(40日) 53g | |
2回目 初穂形成期に必要に応じて施用 53g | |||
抑制 10〜11月 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(37)トウガン | @3〜4kgの小玉種が好まれる。土壌適応性は広い。 A排水の良い紗質又は粘質土壌では生育がよい。 B重粘土、多湿地は過生育となり着果不良になる。耐夏性、乾燥にも強い。 |
堆肥 2,500g |
液肥2号 (10-5-8) |
露地(普通) | チャンピオン (15-15-15) 100g |
初期生育が遅いので定職後10日前後に潅水を兼ね液肥300〜400倍で追肥 | |
3月〜4月 | |||
早熟(トンネル) | |||
12月〜1月 | 1回目 1番果が茶碗大の時に行なう。その後は草製状況による。窒素肥料多すぎたり、又肥料切れの場合も落果の原因となる注意する。 | ||
X.ネギ類
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(38)玉ネギ | 生育適温15〜20℃、土壌は排水良好な砂壌土が適し、酸性土は適さない。(窒素質肥料多すぎると茎葉の繁茂となり商品価値の低下となる。 | 堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
チャンピオン (15-15-15) 106g |
1回目定植後10〜20日後 30g | ||
9〜10月 | |||
回目 肥大開始時 21g | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(39)ワケギ | ユリ科の多年草。耐寒性、耐暑性に優れているが、乾燥にとても弱く、耐湿性にも弱い。土壌適応性は広い、. 5〜6月頃に葉が完全に枯れてきたら子球が大きくなっているので、種用として掘り出し、日陰で保存する。. |
堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
チャンピオン (15-15-15) 100g |
定植後10日目、その後2週間目 36gづつ | ||
8〜10月 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(40)島らっきょう | ラッキョウの適地は砂質土壌が良い。耐病性、環境抵抗性も強く開墾地や砂地等のやせ地でも良くできる。肥料の吸収力も良いので、肥沃な土壌では更に品質がよく収量も多い。 植付け後中耕・追肥後の土寄せが必要 | 堆肥 2,500g |
配合肥料 (14-5-8) |
7月〜9月 | チャンピオン (15-15-15) 100g |
1回目 本葉 2〜3枚時 50g | |
2回目 25〜30日 50g | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(41)ニンニク | 生育適温18℃〜20℃。25℃以上では茎葉の生育が弱まる。土壌は重粘土や粘質土に適し、軽い土壌では良い球形にならない。酸性土では伸長しなくなるので、石灰の施用が必要 | 堆肥 3,000g |
配合肥料 (14-5-8) |
チャンピオン (15-15-15) 73g |
1回目 本葉2〜3枚時に (3週間目に耕土を兼ねて) 28g | ||
9〜11月 | |||
2回目 12月頃の球肥大を促進するため行なう。 57g | |||
乾燥に弱い為、適時潅水を行い生育を促進する。 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(42)ニラ | 生育適温20℃前後。25℃以上になると葉が細くなり数も減少する。酸性土壌では生育が悪い。.長期取り栽培の為旺盛な栄養生長を必要とし過湿を嫌う。ジャーガルでは有機質資材を多めにし、排水性改善をする。 <収穫>1株あたり40本前後の分けつから収穫を開始する。草丈30〜40cmで収穫し20〜30日間隔で4〜5回収穫可能。夏場(8〜9月)は刈り取り後の根株が衰弱するので、根株の養生に努め草勢の回復を図る。 |
堆肥及び緩効性肥料を使用。深耕しておく。 | 液肥1号 (15-6-6) |
播種期 | 300倍液を草勢を見ながら収穫後毎回施用する。 | ||
7月〜10月 | 堆肥 4,000g | ||
CDU555 (15-15-15) 80g 又は IBガーデン (10-10-10) 120g |
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作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(43)サヤインゲン | つる性とわい性の2種類がある。涼しい気候に適す。土壌適応性は広く、土壌を選ばないが、連作はよくない。乾燥地を嫌うので保水力のある有機質土壌とする。又、酸性に弱い。 | 堆肥 2,500g | 配合肥料 (14-5-8) |
(わい性) | チャンピオン (15-15-15) 86g |
マメ類の中でも最も肥料を多く必要とする作物。 | |
秋播き 9月 | 播種2〜3週間前までに全面に播き、すき込み畦立てをしておく。 | 1回目 本葉の展開した時生育状況により適宜行なう。 28g | |
春播き 1〜2月 | |||
2回目 開花始めに行なう。 28g | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
サヤインゲン | わい性に同じ | 堆肥 2,500g | 配合肥料 (14-5-8) |
(つる性) | チャンピオン (15-15-15) 86g |
1回目 本葉展開時 35g |
|
促成 10〜11月 | |||
普通 9〜11月 | 2回目 つるが伸びかける時 50g | ||
3回目 収穫最盛期直後 50g | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(44)シカクマメ | 適応性は広い。深耕を行い、排水と保水性を良好にする。乾燥に弱い為、適宜の灌水が必要。シカクマメは発芽力が弱い為、温湯処理(ぬるま湯に2時間)の後播く。10日程度で発芽するのでポット育苗した苗は本葉3〜4枚の頃に定植する。種は熱帯性のため冷蔵庫保管はしない事。室温で保管する。 | 基肥は熟畑の場合は施用せず、追肥のみで栽培する。 | 配合肥料 (14-5-8) |
(ウリズン) | |||
3〜4月 | |||
作物名 (植付け) |
土壌・生育条件 | (g/u) | |
基肥 | 追肥 | ||
(45)エンドウ豆 | ワイ性種(30cm以下)とつる性種(120cm以上)及び中間型の半ワイ性種がある。ワイ性種は収量は少ないが栽培しやすい。野菜としての利用は莢ごと食べるサヤエンドウと、未熟のマメを利用する実エンドウに分けられる。土壌の適応性は広い。湿害を受けやすいので過湿にならないようにする。特に排水の良い土壌や粘質土壌では生産力が高い。酸性土壌は生育が劣る。 | 堆肥 2,500g | 配合肥料 (14-5-8) |
実エンドウ | チャンピオン (15-15-15) 66g |
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9〜11月 | 1回目 実エンドウは莢が結実した頃 28g |
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莢エンドウ | |||
9〜11月 | |||
(莢エンドウは収穫初期(莢の長さが5〜10cmで子実の肥大が目立たないうちに収穫する)に追肥を施す | |||
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